姉は地元で母親の介護をしてきました。お母さんが亡くなって、相続の手続きをしようと弟に連絡したところ、弟は遺産の半分を受け取ると主張をしてきました。
姉は何年も自分が母の面倒を見てきたのに、均等に相続することに納得がいきません。
しかし、法律上、親の介護をした人間が遺産を多く受け取るという定めはないのです。
あくまでも、弟にも遺産の半分を相続する権利があります。

ポイント
事前に遺言書や生命保険を使い姉に多く遺産を相続させることができます。